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お客様の声

東海地区 T様

東海地区 T様

私が証券診断士のIさんと初めてお会いしたのは、妻との入籍手続きが済んで間もなくの頃でした。妻が以前から加入していた保険担当の方で、自動車保険の名義変更手続きのため自宅に来てくれました。


Iさんは証券診断士という資格を持っているということを話され、「結婚を期に夫婦でお互いの生命保険の内容をしっかり確認しておいた方が良いのでは。」と提案してきました。


私の生命保険は独身時代、地元のファイナンシャルプランナーから加入したものでした。このファイナンシャルプランナーは有名な方で、私の両親や姉もこの人から加入をしていました。特に不満はありませんでしたので、「むりやり見直しとかさせられたらいやだな。」と感じたのですが、Iさんは「内容を確認した結果、ちゃんと要望通りになっているんでしたら、どうぞ自信を持ってそのままお続けになって下さい。その場合でも料金は頂きません。大事なのは内容を夫婦でちゃんと理解しておくことですよね。」と言ってくれました。

どちらにしろ妻と保険の内容を共有しておきたかったし、何より加入してから数年経って保険の内容もおぼろげになっていたため、少し不安でしたが証券診断をお願いし、保険証券のコピーを渡しました。


後日、証券診断のため再びIさんとお会いました。

Iさんは初めに「最終的にこの保険があなたの要望通りになっていたかどうか、自分自身で判断して下さいね。私は良いとか悪いとか一切言いませんから。」と言ってくれたので、「一方的に批判とかされるわけじゃないんだな。」と少し安心しました。

実際、Iさんは一方的に説明するわけでもなく、私の要望が何なのかを質問し、それと保険の内容が合っているかどうか、私自身に確認させてくれたのです。自分自身で電卓を使い、自分自身で内容を確認していくことで、とても分かりやすかったです。


私の加入していた保険のメインは「低解約返戻金型終身保険」というタイプで、「支払った以上に多くお金が戻ってくるからやっておいた方が得だよ。」と説明を受け、加入したものです。


しかし、Iさんと話をしていく内に、このような積立タイプは「低解約タイプ」だけではないということを知りました。私の入っているタイプは、60歳まで払い切れば払った以上にお金が戻ってくる一方、万一途中で支払いができなくなってやめてしまうとかなり戻りが少なくなってしまうものでした。


ファイナンシャルプランナーに作ってもらったバインダーには設計書も入っていて、そこにはちゃんとその事実が表として載っていたのですが、その説明もしっかり聞いた覚えがありませんし、もし「低解約タイプ」以外の積立もあるのでしたら、そっちの説明もしてほしかったと感じました。

今回転職もしていますし、あと30年も絶対に払い切らなければいけないと考えたら、不安になってきました。なぜ私はあの時こっちのタイプしか提案してもらえなかったのでしょう。


さらに確認を進めていく内、他にも、なぜか積立プランが2つの契約に別れていて、そのせいで「高額割引」というものが適用されていなかったことや、入院の保険は一生払っていかなければならないものになっていることなど、私の価値観とずれている箇所がいくつも見えてきて、大変ショックでした。


証券診断が全て終わり、Iさんから「ご要望通りの内容になっていましたか?」と聞かれ、「なっていないと思います。」と答えました。


次回、Iさんから提案を聞くことになりましたが、正直「何か保険を押し売りされたりしないだろうか。」と少し不安でした。

しかし、Iさんの提案は今まで会ったどの保険屋さんとも違い、一方的に説明をしたり、強く売ろうとするような姿勢が全く見受けられません。むしろIさんは「これとこれ、どちらが好きですか?」という投げかけを何十回として下さり、私がどっちを選んでもそれを認めてくれ、こんなにも「自分で保険を選んでいる」という気持ちになったのは初めてのことでした。

私が要望を言って、Iさんがそれをかたちにする。これを何度も何度も繰り返し、ようやく私の要望通りの理想の保険が見えてきました。


結局、私は加入していた保険全てを解約し、Iさんのところでお願いすることにしました。今までの積立タイプは途中での解約になるため、損をしてしまいますが、先々を考えればこれがベターな判断だったと自信を持って言えます。保険料も従来の2.5倍ほどになってしまいましたが、将来の自分のために納得して払える内容で、大変満足しています。


思えばあのファイナンシャルプランナーが勧めてくれた保険も、100%悪い内容だったとは思いませんが、「自分で理解し、自分で納得し、自分で選んだ保険」ではなかったんだなと感じました。


証券診断士という資格を持つIさんに証券診断をお願いできて、本当に幸運だったと思います。

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